このホワイトペーパーでは、高度なテクスチャストリーミングおよびGranite SDKの機能および技術について説明します。
Granite SDKは、リアルタイムの3Dソフトウェアアプリケーションで粒度の高いテクスチャストリーミングを扱うミドルウェアソリューションです。
プロダクションとランタイムの2つのコンポーネントから構成され、ランタイムコンポーネントは3Dやゲームエンジンに統合できます。
アプリケーションを実行中、シーンの仮想カメラに対してどのテクスチャデータが可視化されているかを解析し、続けて必要なテクスチャデータをディスクからビデオメモリーに非同期にロードします。
Granite SDKをおすすめする理由は以下のとおりです。
- 最高で256K x 256Kのテクスチャーを使える
- すべてのマテリアルで4Kまたは8Kのテクスチャーを使える
- テクスチャデータのロード時間が短縮される
- メモリー要件が低い。ランタイムリソースできめの細かいコントロールを実現でき、アーティストは制約される必要がない
- より多くの(ユニークな)テクスチャデータを使える。現在、使用できるテクスチャデータの量は、ディスクやダウンロードがどれだけあるかにかかっています。
- すべてのアセット(テレイン、キャラクター等)や、テクスチャーのタイプ(通常、拡散、HDR等)に対して1つのスマートで完全に自動化されたストリーミングシステムを使える
- テクスチャー状態の変更が最小限に抑えられレンダリングのパフォーマンスが向上。特に75- 120Hz VRレンダリングで便利
- テクスチャーを60%以上圧縮
本書では、まずGranite SDKの主要機能について説明します。次に付属する内容、そして最後にGranite SDKのアプリケーションへの統合、および高度な機能について解説します。
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